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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

柔軟性のない大人たち

 前回は周りの友人や子どもへの発達障がいの告白について書かせていただきました。今回は実際に最近の出来事で、非常に憤りを感じた出来事について書かせていただきます。今回も少し思いをわっと書きますが、非常に考える内容になるかと思いますので、ぜひ読んでいただければと思います。

 

 今回の出来事は、ある小学校の担任の先生の話です。小学校は通常級にも発達障がいの子やグレーゾーンの子が多く在籍しています。それは学校の先生も理解しているはずです。理解していなければいけません。これは私が見ている小学校5年生の子のお話です。

 その子は、発信が少し苦手で、保護者の方にも自分の思いを伝えることが出来ず、もちろん学校でも嫌なことや納得できないことを言うことはできませんでした。また、自分なりのこだわりが強い子で、自分のやり方や方法をしっかりと試して実践をする子でした。

 そんな時ある事件が起きました。それは、ノートの取り方です。このお子様は、ノートの取り方を自分が覚えやすいように他の人とは少し異なる方法で取っていました。それを担任の先生が一刀両断しました。ノートの取り方は、自分が提示した方法では認めないと。それに不快感を抱いて、本人は我慢を半年続けた挙句、不登校になってしまいました。もちろんそれだけが原因ではありません。お友達関係などにも原因があるかと思います。

 しかし、多様性を全否定する先生が、令和の時代にも残っていたんだと思うと悲しい気持ちになります。もちろん先生自身も様々な考えがあったんだと思います。しかし、結果として、一人の子どもが不登校になるきっかけを作ってしまったことには変わりありません。

 ノートを取る本質は何なのでしょうか?先生に良く見せるためでしょうか?ノートの点数を稼ぐためでしょうか?ノートはテストで良い点を取るための材料です。たとえ汚くても、それが本人にとって分かりやすければ構わないと思います。それが本質なはずです。本質から逸れて、それを強制的に実行させることは傲慢以外の何物でもありません。私も学校ではないですが、集団の塾の講師、発達障がいの支援をやっていますが、みんなから感謝をされて、自分が正しいと思い込んでしまう時期ももちろんありました。しかし、そんなことはありません。自分が一番正しいなんて思ってはいけませんし、時代は刻一刻と変わっていきます。学び続ける姿勢がなければ、置いて行かれます。常にアップデートを続ける姿勢を全員で持つことが大切だと思いました。

 

生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

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