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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

発達障がいのお子さんの施設比較 まとめ

 前回、前々回とGIFTED SCHOOLのメリットとデメリットについて書かせていただきました。今回は、今までのメリットデメリットをまとめてどのようなお子さんにどういう場所が適切なのか書かせていただきたいと思います。

 

 

     ギフスク      放デイ         個別塾

価格    △                  ◎                    △

進学対策  ◎                  △                    ◎

学習環境  △                  △                    ◎

資格取得  ◎                  △                    △

SST               ◎                  ◎                    △

有資格者  ◯                  ◎                    △

課外活動  ◎                  △                    △

※ギフスクはGIFTED SCHOOLのことを指し、放デイは放課後デイサービスのことをさし、個別塾が個別指導塾です。

 

 上記の表のようなものになります。それぞれがそれぞれのメリットデメリットがあることは前回までも書いた通りです。今回はこの表から、どのようなお子さんに適切なのかを書かせていただきます。

 

 放課後デイサービスは、重度の発達障がいのお子さんが適切です。例えば、注意欠陥・多動性障がいを持っていて、学校で周りの子に危害を加えてしまったり、その結果として友人ができずに悩んでしまうケースや、発語がかなり遅く、同年代とのコミュニケーションが取れない状況です。他にも様々ありますが、挙げていたらキリがないので、ここまでにしておきますが、日常生活を行うことが1人では難しいようなお子さんは放課後デイサービスでソーシャルスキルをみっちりと鍛えることが最優先になってきます。

 

 個別指導塾は進学に特化しているため、基本的に発達障がいのお子さんには適しません。しかし、日常生活に支障はなく、周りからは発達障がいだとはわからないお子さんや学習のスキルは高いが、コミュニケーションをとることだけが難しいお子さんは、個別指導塾も機能すると思います。あくまでも、軽度で日常生活には支障がほとんどなく、進学も全日制の高校に進みたいという場合は、良いと思います。

 

 GIFTED SCHOOLは、軽度の発達障がいと重度の発達障がいのお子さんどちらでも対応はできますが、やはり強いのは2次障がいが発生する可能性があるような重度のお子さんです。社会で役立つ資格を取得できることが最も強い部分ですので、発達障がいゆえに不登校で高校へ行くのが難しいお子さんやひきこもりのお子さんが輝ける場所になると思います。軽度のお子さんは進路指導などの学習で対応し、重度のお子さんは資格取得やソーシャルスキルで対応できます。

 

 以上が比較から見た施設です。お子さんはどうでしょうか?こんなの読んでもわからないという方は多いかと思います。なので、身近な臨床心理士へまずは相談することが大切だと思います。

 

 生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

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