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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

結局うまくいく方法って何だろう?

 前回は見通しの大切さとソーシャルスキルの意味を書かせていただきました。今回は、結局うまくいく方法とは何だろうかということについて書かせていただきます。

 

 私はこの仕事に就くまでは、「人間関係と行動力」の2点を必ず挙げていました。しかし、お子様の指導をしてく中で少しずつ気持ちの変化が生まれてきました。もし今うまくいく方法を聞かれたとするならば、「自分のことを理解をして相手に伝えることが出来ること」と答えます。結局は、人間関係と行動力に繋がる部分がもちろんありますが、それを成功させるためには、自分という人間をしっかり理解できていなければなりません。

 仕事柄ずっとその子や保護者さん、スタッフ、自分の特性をじっと考えています。やはり自分の苦手な部分や自分の得意な部分、自分のイライラしてしまう部分が適切に判断できれば、なるべくそのような状況にならないように行動することが出来るはずです。それは簡単に自覚できるものではありません。自分を客観的に見る能力も必要ですし、様々な能力が必要になります。

 それらもソーシャルスキルレーニングの授業の中で実施していきます。自分の苦手な環境、その状況から適切に逃げる方法や向き合う方法など楽しみながら実践をすることが出来ます。

 

 また、次なるスキルが、それを相手にどのように伝えるかのスキルです。自分の特性を理解することが出来たとしても、相手に伝えることが出来なければ、理解してもらえるはずがありません。なので相手にもメリットがあるように、角が立たないようにどうやったらうまく伝わるのかを練習しなければなりません。これも簡単にはいきません。なので、一歩ずつ練習をしていくことが大切になります。

 

 最後は相手がそれを受け入れることが出来るのかどうかです。これはもう自分の努力ではどうにもなりません。自分が精一杯考えて伝えた結果、相手がそれを受け入れることが出来なければ、その関係は難しいです。なので無理をし続けることはありません。ただ、精一杯自分を理解して伝えたかを自分に問うことは大切になります。

 

生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

 

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