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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

フリースクール

 前回は感情について書かせていただきました。今回はフリースクールについて書かせていただきます。

 

 フリースクールは近年数も増えていますし、言葉としても聞く機会が増えてきたと思います。しかし、内容を理解できている人はそんなに多くはないです。フリースクールがどのような機関で何をしているのかを理解することで、子どもが進む進路の選択肢の一つとして考えることもできますし、心無い声も減っていくと思います。

 

 フリースクールは、法律や制度によって決められたものではないため、それぞれのフリースクールで定義は様々です。定義として多く挙げられるものは、「不登校の子どもたちの居場所」です。

 フリースクールの最大の特徴として、入学資格を設けていないこと異なる年齢・年代の子どもが集まっていること決まったプログラムやカリキュラムを持っていないことです。そのため、学校の5科目の授業を実施するというよりは、他者と交流を行いながら自分の好きなことを選択して、活動することがほとんどです。そのため、季節ごとに行事が設定されていて、楽しみながら学ぶことを目的としています。

 フリースクールには不登校の子が多く通っています。不登校になった理由としては、学校の雰囲気になじめない子やいじめにあってしまった子など理由は様々です。以前から書いていますが、これらの理由は発達障がいを持っている子のほうがなる可能性が高いです。フリースクールに通うことで、社会に対してプラスのイメージを持つ子が多くいます。一方で、フリースクールは療育機関ではありません。そのため、専門的な知識や対応策を持っている人が必ずしもいるわけではありません。それぞれのフリースクールの特徴もありますし、選ぶときはフリースクールを何個か見学をしたうえで決めていただければと思います。

 

 読んでいただければ分かる通り、フリースクールは学力を伸ばすことを目的としていません。他者と関わり社会と関わるきっかけにしかすぎません。保護者の方が子どもに対してどのようになってほしいかを決めることが大切です。勉強をさせて良い大学に行くことが良いと思うのであれば、フリースクールは向きません。一方で、自分の力で選択して社会で生き抜いてもらいたいと思うのであれば、フリースクールの意味はあると思います。不登校や生きづらいと思っているお子さんに対して、どのように考えるのかを保護者が決めることが大切です。

 

生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

参考文献

リタリコ発達ナビ フリースクールとは?

 

 

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