テストができることが本質じゃないの?
前回はコロナへの対応について書かせていただきました。今回は、頭が良すぎて生きづらく感じてしまうお子さんのエピソードについて書かせていただきます。かなり前のブログになりますが、ギフテッドについて書かせていただいております。それと少し関係するものになります。
私が現在見ているお子様の中には、心理検査ですべての項目で平均以上取る子がいます。しかし、その子は不登校ではなぜその子は不登校なのでしょうか?結論は、同年代の周りの子が頭が悪くて、話が全く合わないことにあります。
そのお子さんは学力が高く、小学校で実施されているカラーテストは、いつも100点です。また、授業の内容をあまり聞かなかったとしても、100点を取れてしまいます。また、ノートもほとんどとっていません。それゆえに、どんなに点数を取っていたとしても、成績が良くなることはありません。しかし、テストの本質は何でしょうか?その内容がしっかりと理解することが出来ているかどうかではないのでしょうか?ノートや授業態度は、点数を良くするために必要な要素の一つだけです。
現在の日本でもどんどん働き方が変わっています。出社しなくても良いという企業がどんどん増えてきています。それは、成果をしっかり出すことさえできれば誰も何も文句は言わないという裏返しです。つまり、働く時間がどのくらいなのか、どのくらい真面目に取り組んでいるのかは全く関係のない世の中に少しずつ変化をしてきています。
実際私も経営に関わっていますが、どんなにまじめに取り組んでいても、仲が良くても、成果を出せない人が活躍することは難しいです。自分で自分の特性を考えて、誰かと一緒に仕事をする方がやりやすいならそうすれば良いです。つまり、働き方や勉強の仕方もかなり多様化しているということです。どれだけ頑張ったかなんてなんの意味もありません。
先生も上司も経営者もその人がどうしたら結果を一番出すことが出来るのかをもっと真剣に考えることさえ出来れば、活躍できる幅は断然広がっていくと思います。
生きづらいと思っている人が少しでも救われますように
阿部航平
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