#発達障がい #個別指導 #ソーシャルスキルトレーニング #SST #ユーカリが丘 #山万株式会社 #釧路商専学園 #塾 #GIFTED SCHOOL

giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

見通しを伝えることってそんなにむずかしいことなの?

 前回はなんのためにテストを実施しているのかについて書かせていただきました。今回は、見通しを伝えることでどれだけ周りの人が安心することが出来るのかについて書かせていただきたいと思います。

 

 見通しとは、今日やるべきことや一週間程度のやるべきことがある程度見えているような状態のことです。これらのスキルは、時間管理や優先順位を付けるスキルのどちらも必要になります。

 私は、この見通しを立てることで安心をします。スケジュールも細かく立て、一週間自分がどのように動いていくのかの想定を立てます。これを自分でできる人は良いのですが、必ずしも見通しを自分で立てることが出来る人ばかりではありませんし、見通しを上司が握っているケースは非常に多いです。部長が直前にやるべきことを部下に伝える。その結果自分で想定していた一日の動き方とは異なってしまいます。それがすごくストレスになる人がいます。

 だからこそ、上司の人ややることを握っている人は、なるべく細かく伝えてあげてほしいと思います。その一つの配慮だけで、スタッフのパフォーマンスが変わってきます。結果として、成果を上げることも可能になります。

 

 最近、私自身見通しを崩してしまうことが非常に多いです。それは、この先のイメージが全く湧いていないからです。何をしたらどのように成果に繋がるのか、一人の人間をどのように接していったらどのように成長してくれるのかのイメージをもっともっと持たなければなりません。それは非常に難しいことです。しかし、そこまで自分で考えて行動できれば、自分の予定をしっかりと把握することが出来るようになり、安心感に繋がります。

 これらは、障がいだろうが障がいでなかろうが全員が身に着けておいて損はない能力です。高校生の勉強のスケジューリングでも使うことが出来ますし、社会人になってからも使うことが出来ます。これがソーシャルスキルです。自分がどうやったらより良く生きていくことが出来るのだろうか?安心して過ごすことが出来るのかを自分で少しずつコントロールすることが出来るようなスキルのことです。大人でもこれらは永遠の課題です。それを一つ一つ指導の中でスキルアップしていきます。一つでもスキルアップし生きづらくなっているお子様や親御様が少しでも過ごしやすくなるように毎日努力します。

 

生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

 

インスタURL  gifted_school. yukarigaoka

ホームページhttp://gifted-school.net/index.html

 YouTubeチャンネル ギフスクチャンネル