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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

AQ①

 前回は社会人の給与事情について書かせていただきました。今回はAQについて書かせていただきます。言葉としてほとんど聞いたことがないと思います。しかし、かなり大切な内容ですし、この考えを持つだけでも自分の人生に自信が持てる人も多くいると思います。

 

  

 最近では、頭の良さを表す知能指数(IQ)、感情のコントロールを表す感情知能指数(EQ)この二つが注目されています。しかし、この二つだけでは成功しないことが分かってきています。それが今回の内容のAQです。上記の三つがすべてそろっている場合に成功する確率が高いそうです。

 AQとは「英語のAdversity Quotientの略で、逆境指数」と呼ばれます。この指数は、組織や自分のチーム、個人が逆境にある時にその対応力を数値化したものです。これはアメリカのハーバードビジネススクールの組織コミュニケーションや組織発展についての研究者、ポール・G・ストルツ(Paul G. Stoltz)博士によって提唱されています。

 

 現代に生きる人たちは、家庭やビジネスの現場で、ストレスや過重労働、人間の軽薄さなど、大小さまざまな逆境に立ち向かっており、その数は1日に23回あると言われています。それらの障がいに直面したときにAQの違いによって、人は大きく分けて3つの行動のどれかを選ぶとしています。

 その三つは、「脱落組」「キャンパー」「登山家」です。「脱落組」というのは、障がいに直面した際に、逃げ出してしまう人たちのことです・「キャンパー」というのは、その場に留まり、現状に何とか甘んじてやり過ごそうとする人のことです。「登山家」は逆境があってもそれを押しのけて、どんどん自分の信念ややりたいことに向かって進んでいく人のことです。

 およそ8割の人たちが「キャンパー」です。その場でのらりくらりやりすごそうとしますが、それに耐えきれなくなってしまい、「脱落組」に変化していく人がほとんどだそうです。つまり、もともと「脱落組」の人を除くと、「登山家」は1割もいないことになります。故に働くうえで貴重な突破力を持つ人材が「登山家」であることが分かります。

 

 AQが高い人が仕事が出来たり、相手の気持ちを考えることが出来るのは、自分自身の実体験で理解することが出来ます。幼少期にお金が極端になかった人や虐待を受けていた人など私は様々見てきました。ただ、家庭環境が悪くないと成功しないとは思いません。自分自身で逆境を作りにいけるかどうかが大切になってくると思います。どれだけ失敗をしそうなことにチャレンジして乗り越えていくことが出来るのかどうかです。そこを考えて、駆動できれば良いのではないでしょうか?

 

生きづらいと思っている人が救われますように

 

阿部航平

 

 

 

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