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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

AQ②

 前回はAQの概要について書かせていただきました。今回はAQのより深い内容について書かせていただきます。前回のブログで自信が付いた人もいるかと思います。今日の内容でぜひ行動するところまでいっていただければと思います。

 

 AQのレベルというのは、COREという4つの要素によってそれぞれ変わってきています。その4つの要素は、コントロール(CONTROL)、責任(OWENERSHIP)、影響の範囲(REACH)、持続時間(ENDURANCE)です。これらの4つがそろっていると、AQは高いと判断されます。つまり、自分を他者をしっかりとコントロールすること、他者に責任を向けるのではなく、責任を自分事としてとらえることが出来る。自分の周りだけに影響力があるだけでなく、自分が関わっていないところまで、自分の影響力があるということ、その影響の範囲が短期的ではなく持続的であるということです。これらをいかにそろえるかでAQは変わってきます。かなりの難易度な気がします。

 

 それらを総合的に判断したときにAQは5段階に分けることが出来ます。

レベル1 逃避 逆境に立ち向かうことが出来ず、すぐに逃げようとする

レベル2 サバイブ 何とか生き残ろうとする

レベル3 対処 とりあえずその場を収めるために対処する

レベル4 管理 逆境を何とか管理し、解決しようとする

レベル5 滋養 ピンチをチャンスとし、逆境を栄養源としてさらなる飛躍を目指す

 

 AQは自分がどんな立場にあるかによって求められる内容が異なります。経営者や部下を多くまとめ上げるような役職の人は、レベル4以上でないと組織やチームは回りません。平社員でも仕事をバリバリできるということを目指しているような人は、レベル3は最低でもないといけません。レベル1は組織やチームで見ても足を引っ張る可能性が非常に高いです。そのため社会で生きていこうとするのであれば、レベル2は最低でも必要であることが分かります。

 AQは決して、生まれ持った才能では有りません。毎日のトレーニングと訓練によって、鍛えていくことは可能です。それはIQとEQでも同じことです。

 

 前回もいましたが、AQを自分でつけに行くことが大切になってきます。どれだけ行動して、失敗をしに行くかがAQを付ける上では最も大切になってくると思います。私も毎日行動するように心がけていきます。

 

生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

参考文献

仕事の逆境指数―ビジネス現場での『逆境』をのりこえるための行動理論

ポール・G・ストルツ博士

 

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