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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

社会人の給与事情

 前回までマズローの欲求階層説について書かせていただきました。今回は実際社会で生きていくのにあたって、どのくらいお金をもらえるのかを数字を見ながら書かせていただきます。今回の数字は国税庁が発表している「平成29年度民間給与実態調査」に基づいています。

 

 まずはそれぞれの平均年収から見ていきたいと思います。

20歳から24歳 男性279万円 女性243万円 平均262万円

25歳から29歳 男性393万円 女性318万円 平均361万円

30歳から34歳 男性461万円 女性315万円 平均407万円

35歳から39歳 男性517万円 女性315万円 平均442万円

40歳から44歳 男性569万円 女性308万円 平均468万円

45歳から49歳 男性630万円 女性310万円 平均496万円

50歳から54歳 男性677万円 女性302万円 平均519万円

 

 この数字は全ての税金を納めている人から統計を取っています。私は教育者として、お金から様々なことを考えます。子どもたちから「なんで大学に行かなくてはいけないの?」と質問をされることも珍しくありません。そこで大卒と高卒の年収を比較して考えていきたいと思います。

 大卒と高卒では30代になったときに年収ベースで100万円の差が付きます。新卒の段階では月収ベースで2万円違います。

 

 ここで注意していただきたいのは、なぜ差が出るのか?ということです。大学に卒業しているから価値があるのではありません。世の中には高卒ないしは中卒でも稼いでいる人がいます。働いている部長や専務などのマネージャーたちの口からは「学歴を見なかったとしても、結局大卒のほうができる」という声も上がっています。

 

 大切なのは、大卒でも高卒でも技術力と継続力が大切になります。現在は働き方の多様化によって、成果が見られる時代になってきました。転職も当たり前です。自分にはどんな技術があるのかを考えて、それを磨いて働くことが大切になる時代です。何も技術力がなければ、難しいです。これからの時代は若くても小さくても、実際の社会で使える資格や技術を取って、活かしていけるかが勝負の時代になります。

 

 大学に行かなければ取れない資格を夢見る人は素晴らしいことだと思うので、続けていただきたいですし、なんとなく大学に行って4年間でやりたいこと考えようとする人は、生き抜いていくことは難しくなります。それだったら、早く働いている高卒の方が優秀だったりします。自分はこれで勝負するという武器を見つけることが大切になってきます。

 

生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

参考文献

平成29年度民間給与実態調査

 

 

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