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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

感覚統合

 前回は触覚について書かせていただきました。一般的だからこそ驚くこともあったかもしれません。今回は感覚統合について書かせていただきます。

 

 感覚統合とは、「基礎となる感覚が関係しあい、より複雑な機能を築くこと」です。前回までの感覚は単体ではなく、様々な感覚と強調し合い、運動や学習の力が積みあがっています。だからこそ、今見えている部分は、氷山の一角でしかありません。目に見えるんのだけではなく、目に見えるものから、見えないものの原因を考えることができるかどうかが大切です。今回のブログで、少しでも理解していただければと思います。

 

 人間は、触覚、平衡感覚、固有感覚、聴覚、触覚の五つをバランスよく使いながら、様々な活動を行っています。その行動自体がまた新たな感覚を生みます。その結果、より複雑な行動へと進化をしていきます。

 例えば、生まれて間もない赤ちゃんです。赤ちゃんは身体を自由自在に動かすことはできません。聴覚で周りの声を聴き、触覚で母乳を吸います。抱っこされることによって、平衡感覚や固有感覚にも刺激を受けています。

 これらの何気ない行動一つ一つによって、感覚が育っていきます。結果として、少しずつ身体をコントロールすることができるようになります。

 普段私たちが目にする子どもの姿は氷山の一角です。その土台になっているものは、上記の五つの感覚です。この感覚にエラーがあっては、目に見えるものは改善することができません。周りの人のエラーを一つ一つ解明していくことが大切です。

 

 実は、赤ちゃんの顔を見ずに母乳やミルクを与えると、発育が顔を見るお母さんと比べると遅いことが分かりました。これは単なる偶然ではありません。赤ちゃんは話すことができない代わりに、様々な感覚を使って周りの情報を収集しているのです。抱っこも積極的にすることで、将来の運動能力につながることもあります。だからこそ、一つ一つの行動に愛情を持って接することが何よりも大切だと思います。

 

 知らないということは怖いと思いました。自分が特に悪気がなく行っていたことが、発達に関わる可能性もあるということです。今回このブログで様々知ることができたので、一つ一つクリアすることができればと思いました。

 

生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

 

参考文献

発達の気になるこの感覚統合遊び 川上康則

 

 

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