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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

性教育

 前回は性教育の歴史について書かせていただきました。今回は実際に行われている性教育について書かせていただきます。

 性教育は時代によって変化していることは、前回述べた通りです。現在どのような性教育がなされているかを書かせていただきます。

 

 現在の性教育の実態は、例えば身体の発達の違いについて学ぶとします。教えたいこととしては、高学年になると胸が大きくなることや毛が生えてくること、身体の負担などです。それを服を着せたイラストで理解できるのか?ということです。私は不可能だと思います。胸の大きさはまだしも、毛が生えてる部分はほとんどが服で隠れています。

 また、男は生理について学校で教えてもらう機会はほとんどありません。そのため、原理が分からないが故に、相手に心ない言葉を言ってしまうことがあります。女性もそうです。結局は生理についてはほとんどが自分の親から教えてもらうことが現実です。では、父親しかいない子はどうするのでしょうか?

 さらに、セックスという言葉のみを教えて、妊娠の過程については取り扱いません。これは中学生向けの学習指導要領で明記されています。そしてその中には、避難の具体的な方法、人工妊娠中絶については盛り込まれていません。実際に中学生に調査したところ、「コンドームを使うかどうかはその人の自由だと思っていた」という声が上がっています。

 また、ピルについての知識は無く、避妊の手段はコンドームのみに限られるという声も上がっています。

 

 これらの現状を皆さんはどのように考えますでしょうか?賛否はあると思いますが、私の思いを書かせていただきます。

 私は性交渉が悪いのでは無く、避妊をしないことや性感染症への対策をしないことが悪いことだと考えています。それを今の日本の教育は、性交渉自体が悪い行為だとしています。その結果はどうでしょうか?性感染症の割合は下がることは無く、ほぼ横ばいで推移しています。また、人工妊娠中絶の割合も平成元年から総数自体は減っていますが、20歳未満の数字はほぼ横ばいに推移しています。

 つまり、結果が出ていないことは明白です。それにも関わらず、方針を変えないことには甚だ疑問に思います。知識を経験から学ぶため、これらの知識不足を悪用する大人もいます。若者からすると、知識がないと大人が言うことを信じやすくなります。そのため、援助交際や望まない妊娠のリスクが高くなります。

 

 教育が変わることを待つことはできません。だからこそ、周りの人や民間がどれだけのサポートができるかが大切になります。

 

生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

参考文献

厚生労働省 人工妊娠中絶 割合

厚生労働省 性感染症 割合

学習指導要領 中学生

 

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