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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

心理検査①

 前回は起立性調整障がいについて書かせていただきました。今回は心理検査について書かせていただきます。皆さんは心理検査と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?多くの方は、心理面のバランスや精神疾患などを実施するイメージを持つでしょう。しかし、そうではなく誰でも受けることで能力が分かり、強みと弱みの認識ができる検査であるということを今回はわかっていただければと思います。

 

 心理検査とは「何十年にもわたって臨床心理学の中で蓄積されてきた知見やデータと照らし合わせて、その人の人格や感情の状態、思考方法の特徴を短期間でできるだけ正確に把握するもの」です。

 

 心理検査の中には、知能検査と発達検査に分かれます。それぞれにも多くの種類がありますが、今回のブログでは発達検査は新版K式発達検査、知能検査はウィクスラー式知能検査について書かせていただきます。

 

 新版K式発達検査とは、知的能力だけではなく、身体運動能力や社会性の発達なども含めて、発達水準を測定します。発達年齢(DA)や発達指数(DQ)を算出します。検査には、検査者が直接子どもを検査したり、観察したりして評価を行うものと、保護者など養育者に質問してその報告をもとにして評価を行うものがあります。

 つまり、現在の実年齢に対して、発達年齢と発達指数にどのくらいの差があるのかを計るものという認識をしていただければと思います。

 

 発達を計る内容は「姿勢・運動」「認知・適応」「言語・社会」を3歳以下では計ります。3歳以上では、「認知・適応」面、「言語・社会」面に、検査の重点を置いています。 対象年齢としては、0歳~成人までです。

 

 最初でも書きましたが、あくまでも強みや弱みを知るためには必要な検査ということが分かっていただけましたでしょうか?就職活動にすら僕は必要になると思います。もし「認知・適応」が低かったらどのように考えますか?なんの仕事で活躍できるかを客観的な数字から判断することができます。このように、数字で明確にわかるからこそ自分への自信にもなりますし、選択肢を考えるときの材料にもなります。なので私は、みんながこの検査を受けたほうが幸せになると思っています。まずは、このブログを読んで知ることができた。その次にはどのように活かすかだと思います。ぜひ自分の子どもを受けさせてみてはいかがでしょうか?

 

生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

参考文献

国立特別支援教育総合研究所 教育相談総合システム 新版K式発達検査

 

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