放課後デイサービス2

　前回は放課後デイサービスとはどのようなものかの概要をお話させていただきました。今回は放課後デイサービスのメリットとデメリットをお話させていただきます。

　放課後デイサービスのメリットからお話させていただきます。放課後デイサービスのメリットは、3点あります。

①保護者負担額が少ない

②保護者の安心感

③そのお子さんにあった人数や内容が受けられる

以上になります。

　①は、児童福祉法という法律によって定められており、一回の授業額はその日出勤をしている人の有資格者の数などで変動はするが、平均して60分1万円程度の授業量の10分の1のみの負担、つまり1000円程度です。1ヶ月に8回通うとしても8000円なので、個別指導の値段と比べても、かなり安いといえます。

　②は、保護者への安心感と少し大雑把に書きましたが、放課後デイサービスというのは国からの細かい審査を通り抜けたところに与えられる名前です。具体的には、有資格者などの人員の配置は前回のブログに書いた通りです。また、教室の作り方などにも細かい基準があります。トイレや洗面台、相談室の設置など様々です。それを乗り越えて一つの教室ができたという信頼は大きなものと言えます。

　③は、他の種類のものでも受けられることは十分にありますが、その子が1:1の指導を受けることが必要なのであれば、1:1の授業をしますし、その子が1:3が必要なのであれば、1:3ができます。また、一人一人の半年後や一年後の目標を記載した「個別支援計画」「個別指導計画」などがあります。それによって、1人1人の得意や不得意を考えた目標を考えられています。こちらも保護者の方にとって安心する材料になると思います。

　メリットを3点挙げましたが、いかがだったでしょうか？私は、これらを本当に理解して放課後デイサービスに行っているかが大切な要素だと思います。今の発達障がいを支援する機関は放課後デイサービスのみであると考え、他の施設などと比べずに入所してしまうのではなく、しっかりと比べて入所できたら良いと思います。

　メリットとデメリットを書いてしまうと量が多くなってしまうので、今回のブログはメリットのみで終わりにしたいと思います。次回はデメリットを挙げていきたいと思います。

　生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

阿部航平

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