千葉県の高校入試
今日は気が向いたので2本投稿の特別編です。千葉県の高校入試が変わるので、ここにまとめようと思います。千葉県のホームページで書いてあることをわざわざこのブログに書いても仕方がないので、ホームページには載っていないものをお伝えできればと思います。
千葉県の高校入試が令和3年の入試から大きく変化します。令和3年は現在の中2の子どもたちが受ける受験から変わるということです。ずばり何が変わったかというと、「前期と後期の受験がなくなって、一本化される」ということです。これを聞いたら皆さんは何を思うでしょうか?様々な思いがあると思いますが、一本化は受験生に取ってはかなりラッキーなことなんです。それは、「入試の倍率が下がるから」です。一本化は、入試の倍率が上がると思っていませんか?それでは、具体例で確かめてみたいと思います。
A高校の定員100名
A高校の受験者数120名と仮定します。
前期と後期がある場合では、どうでしょうか?ほとんどの高校が前期は定員の60%、後期は40%を合格させると言われています。つまり、前期の合格者は60人で、後期は40人です。
受験者数120人で前期の合格者60人→倍率2倍
受験者数60人で後期の合格40人→1.5倍
今までの入試の制度の倍率だとこのようになります。では、新入試制度を見てみましょう。
受験者数120人で合格者100人→倍率1.2倍
となります。前期と後期どちらの倍率よりも低くなっているのがわかります。また、もし前期で61番目で不合格になってしまった場合のメンタル面はどうでしょうか?「やはり、自分はもうちょっと下げた方がいいのか?」という気持ちになる人がかなり多いと思います。つまり、本来受かるはずだった人が受験すらしないという状況が多発します。
とはいえ、一本化にもデメリットがあります。それはチャレンジすることができないということです。一発勝負になるので、もしかしたら受かるかも?という気持ちで受けることはできません。あくまでも自分の実力に合った高校を選ぶことが大切になります。
いかがでしたか?一本化になるからといって悲観することなく、受験に臨んで欲しいと思います。
生きづらいと思っている人が少しでも救われますように
阿部航平
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