発達障害とは
はじめまして!千葉県佐倉市ユーカリが丘で釧路商専学園がプロデュースする「個性が活かせる塾」を運営させていただく阿部と申します。
本日は、「発達障がいとは何か」について書かせていただきます。
昨今、「発達障がい」という言葉は多く聞くようになったと思います。世間のイメージとしては、「じっとしていられない」があります。しかし、発達障がいの中にも多くの種類があり、それは障がいではなく一つの個性であり、誰しもが何かを抱えているということをわかっていただけたら幸いです。
発達障がいとは、「生まれつきの脳機能の発達の偏りによって起きる生きづらさのこと」です。発達障がいは外見から見分けることが難しく、困りごとは100人いたら、100通りあるとも言われています。
見た目ではわからないが故に、「ただの変な子」「自分勝手」「問題児」と言われることが多く、その結果として、いじめに発展して不登校になるケースが後を断ちません。そのため、周りが理解をし、環境的に配慮をすることが大切になってきます。
まず発達障がいは大きく3つに分かれます。自閉症スペクトラム障がい(ASD)、学習障がい(LD)、注意欠陥・多動性障がい(ADHD)です。もちろんこれら一つだけではなく、さまざまな障がいを併用しているケースもあります。
本日は、自閉症スペクトラム障がいについてです。この障がいは先天性の疾患です。
特徴は
1.社会的なコミュニケーションや他の人とのやりとりができない
2.興味や活動が偏る
3.言葉の遅れ
があります。
これは、健常者であっても、障がいを持った人であっても、少なからず上記の3つのどれかでつまづいた経験はあると思います。
つまり、発達障がいとは、「誰しも持っている能力(長所と短所)に偏りがある状態」です。
人よりも手先が器用な人はいるだろうし、苦手な人もいる。人より速く走ることができる人はいるし遅い人もいる。それと同様なのです。人より少しコミュニケーションが苦手なだけなのです。50メートル走9秒台の子に、7秒台になるまでずっと走り続けさせますか?させませんよね?させるとしても、体の発育と共に練習していくはずです。
それは自閉症スペクトラムの子も同様です。コミュニケーションを取ることが難しい子に、脳や体の発達が追いついていないにもかかわらず、コミュニケーションをとらせ続けるのが今の教育です。しっかりと脳の発達や体の発達と共に段階的に練習するべきだと思います。周りの人が少しでも発達障がいというものを理解して、生きづらいと思う子が少しでも減ったら良いなと思います。
生きづらいと思っている人が少しでも救われますように
阿部航平
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