LD
前回は注意欠陥・多動性障がい(ADHD)についてお話させていただきました。本日は学習障がい(LD)について書く。
発達障がいの中でも、見分けることが非常に難しい障がいです。理由としては、「読む、書く、話す、聞く、推論する」という能力の中で、一つだけできないことがあり、他の能力に関しては、知能の低下が見られないからである。そのため、世の中からは「勉強ができないバカ」と言われてしまうことが多い。しかし、これも他の発達障がいと同様で、脳機能の発達の偏りによって起きるものであり、即座に改善することは不可能である。
学習障がいの中でもいくつか種類が分けられる。
①読字障がい
②書字表出障がい
③算数障がい
である。
①は字の通り文字を読むことだけが難しい障がいで、②は文字を書くことが難しい障がい、③は計算ができない障がいである。
先ほども述べましたが、①〜③の方々はそれ以外の能力には遅れがないケースが非常に多い。だからこそ、周りからは気付かれることがなかなかなく、苦しい思いをしてしまう。なので、通知表で明らかに一つの科目だけ低い場合はお子さんが苦しんでいる可能性がある。周りの人がそれに気付いて、その子にあった教育をしてあげることが何よりも大切だ。もっというと、できないことに目を向けるのはやめて、できることで輝かせてあげても良いのではないかと思う。できることをとことん伸ばして、できないことには目がいかなくなるような教育を社会全体でできればと思う。
生きづらいと思っている人が少しでも救われますように
阿部航平
参考資料
文春新書1123
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