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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

身体表現性障がい

 前回は適応障がいについて書かせていただきました。本日は、身体表現性障がいについて書かせていただきます。皆さんは、身体表現性障がいという言葉を聞いたことがありますか?ほとんどの方が聞いたことないと思います。私自身は、こちらの症状について深く理解しておらず、かなり勉強して書かせてもらっています。

 

 身体表現性障がいとは、「身体の病気と思われるような身体症状があるが、身体の診察や検査ではそれに見合った所見がなく、一方で、症状そのものや症状に伴う苦痛、不安によって、生活に支障が生じている状態」です。

 具体的には、胃がキラキラ痛いという状態があります。検査の内視鏡では全く異常は見られません。その結果、さらに他の病を疑って不安になってしまい、さらなる不安を抱いてしまいます。その結果、また新たな症状が出ることが後を断ちません。

 この症状は原因がストレスだとはされていますが、明確には分かっていません。症状は、下痢や便秘、腹痛などの消化器症状をはじめ、めまいや動悸、痛みなどがあります。

 

 今回の身体表現性障がいは、2次障がいのさらに2次的な被害があると考えます。体の不調に対して、診断が下りないことに不安を感じ、さらに症状が悪化します。つまり、診断が下りなかった時に、周りの方がどのような対応をするのかがかなり大切になってくると思います。多くの方が、「良かった」とやり過ごしてしまいます。しかし、本人にとっては体の不調なのに何も出ないことが非常にストレスなのです。だからこそ、周りの人は「何も無かったから大丈夫だよ?」と慰めるのではなく、次なる診断をもらうために動き回ることが大切だと思います。

 しかし、何件も医療機関に行っても、逆に不安にさせてしまうので、頃合いがかなり難しいです。何件も行くのは良いことなのですが、その結果、診断が出ないとなるとかなり本人にとっては不安になります。なので、その場合は、ストレスの内容を一緒に言語化して紐解いてあげることが大切だと思います。カウンセリングは技術がいりますが、仲の良い友達や恋人にしか話したくないような内容もあると思います。そこで、さまざまなことを紐解いて、言語化してあげることが大切だと思います。

 

 生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

参考資料

医療法人社団清亮会 やないクリニック

 

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