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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

適応障がい

 前回は不安障がいについて書かせていただきました。今回は適応障がいについて書かせていただきたいと思います。

 本日は、自分には関係ないと思っている方が非常に多いということがブログをはじめて分かりました。ということを最初にお伝えしたかったです。なので、自分がいつなるか分からないということ、大切なパートナーがなる可能性もあります。職場で悩んでいる人がいるかもしれないということを改めて認識していただけたら嬉しいです。

 

 適応障がいとは、「ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるもの」です。

 主な症状としては、

①涙もろくなる

②過剰な心配

③神経が過敏になる

①〜③の症状によって、無断欠席や喧嘩、物を壊すなどの行動が見られます。

 原因は、ストレスです。適応障がいの場合は、ストレスとなる状況や出来事がはっきりしています。その状況と出来事から離れることが解決策です。

 

 2次障がいと発達障がいの共通して言えることは、「個人のスキルアップと環境側の配慮」です。

 適応障がいの場合は、まずはストレスを感じている状況を理解して、具体化することが大切だと思います。「なんとなく嫌だ」「あの人がムカつく」といった曖昧なものではなく、「ここのこういうところが嫌だ」「あの人のこういう態度が嫌だ」と具体的に認識できるようなスキルが大切です。それを一人でやることが難しいので、カウンセラーや友人などと話して具体化できれば良いと思います。

 また、ブログでは何度も言っていますが、環境を変える勇気を持つことです。自分がストレスを感じすぎてしまう環境であれば、勇気を出して環境を変えましょう。世の中には、良い環境は山ほどあります。

 環境側は、一個人の特性を考えた上で指示や要望を出すことです。その人はどのようなことが嫌で、どのようなことに喜び感じるのかを分析して、声かけをしてあげられれば良いと思います。

 適応障がいに関しても、社会の努力で発症を抑えることが出来ます。だからこそ、個人と環境がどちらも努力をして変えられたらと思います。

 

 生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

参考資料

みんなのメンタルヘルス 厚生労働省

 

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