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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

発達障がいの診断が保護者を苦しめてる?

 前回まで7回に分けて、7つの習慣について書かせていただきました。今回は発達障がいの診断について書かせていただきます。

 この内容について書く背景としては、診断があいまいで苦しんでいる保護者が多数いるということです。前提として、誤解がないようにしていただきたいのは、私は医者ではありません。診断をする能力があるわけではありません。あくまでも指導者としての目線として書かせていただきます。

 

 現在、発達障がいにはADHDやLD、ASDなど様々あります。他にも知的障がいなど様々です。以前ADHDと診断された方に来ていただきました。しかし、確かに集中力には課題があるかもしれませんが、それ以外はあまりADHDの要素はありませんでした。保護者さんも診断に不信感を得ていました。そのお子さんの課題は、空気を読んで発信をすることでした。もちろんそこだけ切り取るとむしろASDに近いです。

 

 ここで重要なことは保護者が安心をするかどうかです。自分の子に診断が下りることによって安心をする場合ももちろんあります。しかし、自分の子どもの特性とかけ離れている診断が下りたにも関わらず、詳しい説明もないことは、保護者さんは不信感しか抱きません。本人も同様です。聞いて楽にならない診断は意味がないと思います。もちろん、現在の医療では、発達障害を診断する明確な基準はありません。だとしたら、もう少し、保護者や本人の気持ちに寄り添ってよいのではないかと思いました。私の知り合いの知り合いで、演技で発達障がいの診断を受けた人がいました。もちろんそれは、演技をした人が悪いですが、それでも診断が下りてしまうことは事実です。

 

 また、知的障がいも同様です。本人が全くやる気がない状態で、検査を受けてしまい、結果として重度の知的障がいの診断が下りた人もいます。それも上記と同様で、保護者と本人たちがどう受け止めるかを考えていければ良いのではないでしょうか?

 

 指導員に関しては、診断に絶対に惑わされることなく、その子の特性をアセスメントしていくことが大切です。変に一人一人をカテゴライズすることなく、一人一人の行動に注目をして。きっかけと結果を考えればどんな障がいだろうが全く関係がありません。その意識をすべての指導員が持つことが大切ですし、自分たちも常にそれを意識して指導していきます。

 

生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

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