7つの習慣⑥
前回は「まずは理解し、そして理解される」ことについて書かせていただきました。今回は、6つ目の習慣のシナジーを作ることについて書かせていただきます。
シナジー効果とは、相乗効果のことで、1+1が2にも3にもなるということです。これはかなり難しい内容です。4と5の習慣が実行できたときにはじめて達成します。そもそもWIN-WINの関係性ができていなければ、お互いが切磋琢磨して何かを成し遂げることはできません。どちらかがマイナスな感情を抱いているにも関わらず、本当の意味でお互いが頑張ることはできません。だからこそ、前提にWIN-WINの関係性ができていなければなりません。
また、5の習慣も実施できていなければいけません。これは前回にも書きましたが、本当のWINを見つけるためには、5の習慣が大切になります。5の習慣ができていなければ、相手の本当のWINが何かを取り違えてしまい、相手にとって不利になるような内容の提案をしてしまうこともあります。
加えて、相手を理解することで、そのようなことでこの人は頑張ることができるのか、どんなことでわくわくするのかが分かれば、全員の認識も変化するはずです。それらを踏まえて、両者の特徴をしっかりと理解をして、第3の案を出すことができることが、シナジー効果を生み出すうえで大切になります。
この第3の案は、ただただ出せばよいのではなく、妥協ではない全員が幸せになる創造的な案を出せるかどうかです。そのためには、全員がWIN-WINでなければならないし、全員が全員のことを理解し合っていなければなりません。
これを読んで、会社のせいに、上司のせいにしていしまった人はいませんでしょうか?「うちの上司がもっとWIN-WINの関係を作ってくれていれば」「うちの会社がもっとシナジーを生み出すような会社であれば」と。これらを考えた人は、1~3の習慣が足りていません。まずは全員が自立をしたうえで、周りの人の幸せのために動ければ、会社はもっとうまく動くはずです。
私自身まだまだ人のせいにする瞬間も多いですが、少し昔に比べたら自覚できるようにはなりました。まだまだ時間はかかりますが、一つ一つ意識を外さないようにしたいと思います。
生きづらいと思っている人が少しでも救われますように
阿部航平
参考文献
7つの習慣
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