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giftedschoolの日記

発達障害や教育に関する記事を書きます

7つの習慣③

 前回は7つの習慣の中で、「主体的であること」について書かせていただきました。今回は、「終わりを思い描くこと」「大切なことを優先する」の2つ書かせていただきたいと思います。

 

 「終わりを思い描く」と聞いて、皆さんはどのようなことを思い浮かべるでしょうか?おそらく大きな目標を立てて、それを細分化する形で小さな目標を立てるというイメージでしょう。一般的にはそのような考え方は多いですし、私自身もこの方法を実践しているので、間違えではないと思います。しかし、7つの習慣では、「自分のお葬式を幽霊として見ていたときに、一番の親友にあなた○○な人でしたね、と言われるなら何て言われたいかを考えることが大切です。」と書かれています。それが自分の軸であるし、それぞれの個人にとって一番大切なことです。なかなか「すごいいい車に乗っていましたね?」とか「すごくお金があって、あんな家に住んでいるのがかっこよかった」と言われたい人はいないと思います。だからこそ、目先の成功ではなくて、自分の大切としている軸を考えて、それを成し遂げるための人生だという自覚を持つことが2つ目の習慣です。

 

 「大切なことを優先する」という言葉だけを聞くと当然のように聞こえますが、何が大切なことかを見極める行為が大事です。世の中には4つの時間の使い方があると言われています。一つ目は、緊急で重要であること、二つ目は、緊急だが重要ではないこと、三つ目は、緊急ではないが重要であるということ、四つ目は、緊急ではないし、重要ではないことの四つです。

 世の中の人たちのほとんどが緊急で重要なことのみで毎日過ごしています。「あれの提出いつまでだ」「プレゼンが始まる」このような形です。自分のカレンダーはそれで埋まっていました。そうやって緊急で重要なことばかりやるから人は、緊急ではないし、重要ではないことに逃げてしまうのだそうです。例えば、やることをいっぱいやった後に、くだらないyoutubeを見ていませんか?見ることが悪いことなのではありません。どの時間の使い方なのかをイメージできた上で、行動することができているのかどうかです。

 しかし、やはり時間の使い方で一番大切なのは、緊急ではないが重要であることです。それがいわゆる投資というものです。いかに時間を投資することができていますか?ということです。目の前ですぐに必要なことは他の人に任せて、自分は今後のために時間を使えるかどうかが大切です。

 

 これらは全てSSTと関連していると思いました。先を見据える能力、時間の使い方を考える能力は、障がいをもっていようがそうでなかろうが、持っておくと豊かになるスキルです。全力で目の前の人のために自分たちの投資の時間を取っていきたいと思いました。

 

生きづらいと思っている人が少しでも救われますように

 

阿部航平

 

 

参考文献

7つの習慣

中田敦彦youtube大学」

 

 

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